当院では見た目の審美面だけでなく、機能面や将来的な口腔健康においても考慮しながら、丁寧な診断と治療を進めていきます。
また、女性矯正医もスタッフに在籍しており、幅広い視点からのアプローチを提供しています。
虫歯や歯周病などの既存の口腔問題がある場合でも、矯正治療を行うことが可能です。
その際には、院長と矯正医の両方からの診断・治療を受け、患者様の状態に最適なアプローチを選択します。
最短で患者様のご希望に添えるよう、最善の方法で対応します。
ご自身の笑顔と口腔健康のために、信頼のおける矯正治療をご提供いたします。
まずは、ご自身の歯並びについてのお悩みやご希望をお聞かせください。
初めての相談では、歯科医師とのコミュニケーションを通じて、どのような矯正が適切か、治療の内容や期間についてご説明させていただきます。
治療プランが決まりましたら、治療の契約手続きを進めます。
治療に関する詳細や費用、予約についてご案内いたします。
治療が開始される際に、必要な矯正器具を用意します。
この段階では、矯正装置の選定や歯の状態に合わせたカスタマイズが行われます。
治療が進むにつれて、定期的な通院が必要です。
この際に、矯正器具の調整や歯の移動状況の確認が行われます。
相談・契約時に治療期間についての見通しをご説明いたします。
歯列が理想的な位置に達したら、後戻りしないように矯正器具を固定します。
この段階での確認と調整が大切です。
治療が終了しても、定期的なメンテナンスが必要です。
歯並びの状態を維持するために、定期的な通院と歯のケアがおすすめです。
正しいメンテナンスで、美しい笑顔を長く保つお手伝いをさせていただきます。
あごの成長や発達への影響がある場合、子どもの時期から歯科矯正を始めることが重要です。
口腔習慣や欠損歯の早期改善は、口の機能の発達や食事、話す能力向上に役立ちます。
早い治療で歯のスペースを確保し、適切な対処が可能です。
子ども時代からの歯科矯正で、お口の健康を維持しましょう。
成長期を利用する治療なので期間限定で、その時期も人によってさまざまです。下のおとなの前歯4本と上のおとなの前歯2本が生えてきた頃がちょうど良いタイミングです。
※3歳ごろから行う場合もあります
上下の顎のバランスや顎の幅などを整え、将来理想的な歯並びが作れるようにします。
顎の成長があまりありませんので、治療後の見通しを立てやすくなります。
治療前の予測と実際の結果との乖離が少なく、より確実な結果を得ることができます。
成長の予測が比較的安定しているため、患者様の期待に添った結果を実現しやすい特長があります。
かつては矯正治療は主に子どもに行われるものとされてきましたが、近年では大人の矯正治療が急速に増加しています。
目立たない装置や短期間での治療方法など、目立たずに治療を進められる選択肢が増え、仕事を持ちながらでも治療が行いやすくなっています。
若い世代だけでなく、40代や50代から治療を始める方も増えています。
また、さし歯がある場合でも矯正治療は可能です。
歯の移動は歯の根と歯槽骨(歯を支えている骨)の間で起こる組織変化によって実現されるため、年齢に制限はありません。歯の神経が取られている場合でも、歯の根が残っている限り、問題なく治療を行うことができます。
これらの要素と患者様の希望を総合的に考慮し、抜歯や非抜歯の選択を行います。
当院では、歯に取り付ける装置(ブラケット)は白いものを使用しており、通常の金属色のワイヤーに加えて白いワイヤーもご利用いただけます。これにより、目立たずに審美的な面でも優れた効果があります。また、歯科矯正用アンカースクリューを使用した固定源を取り入れることで、治療期間を短縮する方法もございます。
唾液には、歯の表面に付着した食べかすや細菌を洗い流す自浄作用があります。
食事の際に摂取した食べ物が歯に付着すると、唾液の流れや成分によってそれらの汚れが洗い流されることで、口内の清潔さが保たれます。
これによって、虫歯や歯周病の原因となる細菌の繁殖を抑制する効果が期待されます。
食事や飲み物の摂取によって口内には酸性成分が増加します。
この酸は歯のエナメル質を侵食し、虫歯の原因となることがあります。
唾液には、この酸性を中和する緩衝作用があります。
唾液中のミネラル成分が酸と反応して中和されることで、歯の表面を守り、虫歯の進行を抑える役割があります。
口腔内には様々な種類の細菌が存在しますが、中には虫歯や歯周病の原因となる細菌も含まれています。
唾液には、これらの細菌の増殖を抑制する抗菌作用があります。
特定の酵素や抗体が細菌に作用し、その増殖を阻害することで口内のバランスを保ち、口腔内の健康をサポートします。
歯には酸による脱灰現象が起きることがあります。
しかし、唾液には歯の再石灰化を促す成分が含まれています。
これによって、歯の表面に付着したミネラル成分が再び歯に取り込まれ、エナメル質が強化される効果があります。
この作用によって、歯の健康を保ちつつ、虫歯の進行を予防する役割を果たします
部分矯正の特徴について詳しくご説明いたします。
部分矯正は、歯並びの特定の部分を改善する治療方法です。
1~数本の歯に対しての矯正を行うため、効果的に局所的な歯列の問題を解決することができます。
この治療法は、特定の歯が不正咬合を起こしている場合や、被せ物や詰め物を作る際に歯を少しだけ移動させる必要がある場合に適しています。
部分矯正の大きな特徴の一つは、限られた範囲の歯を対象にするため、治療期間が短縮されることがあります。
この点が、症例によっては他の矯正方法と比較して効率的な治療を可能にする要因となります。
また、部分矯正では局所的な歯の移動を行うため、他の歯に影響を与えることなく、目的の歯の位置を調整することができます。
さらに、部分矯正は歯の位置を微調整するだけでなく、被せ物や詰め物を作る際にも大きなメリットがあります。
歯並びを少しだけ調整することで、被せ物や詰め物の適切なフィット感を確保し、長期間にわたって美しさと機能を維持することができるのです。
部分矯正は、局所的な歯の問題に対して効果的な治療法として広く利用されています。
ただし、最適な治療方法を選択するためには、症例の詳細な診断と患者様の希望を考慮することが重要です。
当院では専門的な知識と経験に基づいて、部分矯正を含む最適な治療プランを提案しています。
部分矯正は、特定の歯並びの問題に集中的にアプローチする治療方法です。
この治療法の特長として、治療期間は一般的に3カ月から1年程度となります。
この短い期間で、限られた歯の位置を微調整することによって、歯の見た目や噛み合わせを改善することが可能です。
また、部分矯正は他の歯に大きな影響を与えることなく、目的の歯だけを効果的に治療することができます。
部分矯正の魅力の一つは、年齢制限がないことです。
子どもから大人まで、どの年齢層でも部分矯正の治療を受けることができます。
歯列の特定の部分に問題がある方、前歯の1~数本を治療したい方、以前矯正を受けて後戻りをしてしまった方など、さまざまな症例に適用されることがあります。
部分矯正にはいくつかの治療方法があります。
代表的なものは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正です。
ワイヤー矯正は従来の矯正方法で、歯に装着されたブラケットとワイヤーを使用して歯の位置を調整します。
一方、マウスピース矯正は透明なマウスピースを使用し、前歯のみを対象に治療を行います。
これにより、目立たずに効果的な部分矯正が可能となります。
部分矯正の適用範囲についても触れてみましょう。
部分矯正は、特定の歯並びの問題に焦点を当てるため、歯全体の矯正を必要としないケースに適しています。
ただし、一部の症例では部分矯正が難しいこともあります。例えば、抜歯が必要なケースや咬み合わせの問題も含めた矯正治療が必要なケースなどが該当します。
こうした場合は、矯正専門医による適切な診断と治療プランの提案が重要です。
部分矯正は、個々の歯の問題に的確にアプローチする治療法として広く活用されています。
部分矯正の特長や適用範囲を理解し、専門医のアドバイスを受けながら、自身の歯並びの改善を進めることが大切です。